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現場代理人

 昨日はオヤナノイエの最終打合せでした。
次はいよいよ競争入札です。図面総数47枚を何社かの
工務店に渡して見積もりをしてもらい、その中で一番安い業者に
工事をお願いする事になります。
 各業者にはそれぞれ個性があり、見積金額だけが全てではありませんが、
その個性を見極め、どの業者になっても一定水準以上のクオリティを出す為に
設計事務所が現場監理をします。
 設計事務所に頼むと工務店に直接頼むのと違って、
設計監理料が余分にかかるからとよく言われますが、
余分に出すだけの価値は十分あり、簡単に元が取れるくらいの
クオリティが出る事をなかなか分かってもらえません。
 設計監理を分かりやすく言うと、大リーグで選手の代わりに球団と交渉する
代理人のような役割を果たします。
 直接交渉ではなく、プロの代理人を間に立てる事で、松坂選手のように
代理人に支払う報酬の何倍ものメリットが自分に返ってきます。
 この例えは分かりやすいですよね。みなさんも工務店との直接交渉を避け、
プロの現場代理人を立てましょう。