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四代目の家

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タイミングが合わず、引渡しから半年以上経ってしまいましたが、四代目の家の撮影をさせてもらいました。ぜひWORKSからご覧下さい!

松月堂栗田表具店

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四代目の家こと松月堂栗田表具店さんが竣工しました。1階:ショールーム、2階:工房から1階:工房、2階:住居へのリノベーション。表具の修理・修復の技術を求めて、全国から依頼があるそうです。まだ若い四代目に仕事の話を伺うと、ストイックで熱い想いに話が止まらなくなります。技術はもちろんの事、この方に頼めば間違いないと思わせる人柄だからこそ、リピーターが多いのも頷けます。そんな技術を持っている職人さんに、普通の障子や襖の張替えも適正価格でやってもらえるのは嬉しい。時代の変化に順応しながら、老舗は続いて行くのだと思いますが、変わってはいけない芯が太い。三代目にも「ようなったね。」と言っていただけたのは、本当に嬉しかったです。色々な想いが入り混じり、四代目へのバトンタッチとなる大切な改修工事に携わる事ができて、とても光栄でした!

松月堂栗田表具店
501-3874
岐阜県関市平和通8-10-2
TEL/FAX 0575-22-3615

ねぐせ

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「ね」のクセがすごいんじゃ。

手すき和紙の千鳥貼り

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表具店を営まれる四代目の家。雪見障子はクライアントの手による「手すき和紙の千鳥貼り」となっています。昔は大判の和紙が作れなかった為、あえて継ぎ目を桟から外して意匠的に見せる貼り方です。写真右に入る襖のデザインもクライアントにお任せしていますが、とても楽しみです!

ガランドゥ

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くやしいけれど現場に夢中。

四代目の家

四代目の家
大正時代から続く、老舗の「工房+ショールーム」を「工房+住居」にリノベーションする計画です。(建物は築20年)伝統とは変わらない事ではなく、時代に合わせて革新を続ける事だと思います。四代目となるクライアントは、その事を本当によく理解し、革新を起こそうとしてみえ、そのお手伝いができるのは本当に嬉しいし、やりがいを感じます。確かな技術やポリシーは受け継ぎがれるべきですが、この工房は次の時代への指針となると確信しています。そんな四代目の家がスタートです!