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シマトネリコ

シマトネリコ
30°の家に立派なシマトネリコが入りました。これで建築に息が吹き込まれました。樹種にもよりますが、木は意外とすぐに大きくならないので、スペースがあれば、できるだけ大きな木を植えてもらっています。大雨でしたが割栗石の敷き並べをされるとの事で、フリーハンドで石を並べるカーブを描いて来ました。今月中には竣工写真が撮れそうです。

30°の家 引渡し

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台風が近づいている中、無事に引渡しがありました。延床面積30坪とは思えない、広がりのある空間となっています。この後、クライアントの友人数名にもお手伝いいただき、みんなで床のオイル塗装をしました。みんなに愛される家になったなぁとしみじみ。住宅の設計は、クライアントの人生の一部に参加させてもらうという事。責任は大きいですが、やりがいはその3倍です。また落ち着いたら、遊びに行かせてもらいますね!

オリジナルテーブル

SYNCダイニングテーブル
モックアップで検討した、SYNCオリジナルテーブルが納められました。ナラの無垢材で製作しています。

調和

30°の家
30°の家の足場が取れました。池田山、コイン精米との調和を考えましたが、残念ながら来年3月でコイン精米が撤去されますw

茶系

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グレー系の家が続いたので、30°の家はクライアントの要望もあり、茶系にしました。外壁を穿った開口部が奥行と重厚感をつくります。

経験の上にあるチャレンジ

テーブル脚
テーブルの脚が斜めの天板にどう付くかのモックアップを家具屋さんが作ってくれました。接続部分には特注金物が入っています。できない、やった事ない、不具合が出そう。みたいなネガティブ発言を一切言わない家具屋さんの姿勢、とても共感します。やった事がないから、チャレンジする意味があるのであって、リスクのないチャレンジはチャレンジではないのです。(経験的に行けそうという判断の元に進めるのであって、無謀とは違いますw)

折り紙効果

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折り紙のような天井が陰影をつくり、空間に表情が生まれます。

話題の家

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30°の家は、よく目立つ角地という事もあり、この辺りでは、何が建つんだ?と話題になっているそうです。クライアントのお父さまに、宣伝になるからSYNCの大きい看板を壁に付けた方がいいとアドバイスをいただきました。ご厚意は受けるのが礼儀ですw

あるべき形、進むべき方向

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建方が終わり、屋根がとても印象的だったので、現場で立平葺きから横葺きに変更しました。材料の発注が掛かっていましたが、変更がギリギリ間に合いました。板金屋さんからも「変えて良かったねー。こっちの方がかっこいいわ!」と言ってもらえて良かった!設計事務所の仕事は面倒な事ばかり。面倒な仕事がどれだけ大切で尊い事か、工事に関わる全ての人に伝え、進むべき方向を示す事が設計監理者の仕事だと思っています。

30°の家 建方

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誰もが目を引かれる、美しい形が現れました。