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ユニボールシグノ


 10年以上前から使い続けているユニボールシグノ。
三菱のゲルインクボールペンです。
 文房具には特にこだわりはありませんが、シグノは書き味がすごく滑らかで、
これじゃないと書きませんってくらい愛用しています。
 プランをスケッチする前の、まだ何も方向性が決まっていない段階では、
このボールペンを握りひたすら紙に落書きをします。
 シャーペンはノックしないといけないし、ペンはすぐにインク切れをする。
アイデアが出るのは一瞬。何気なく書いた一本の線が大きなヒントに
なる事もあります。
 その一瞬を逃さない為に、安定して書き続けられるシグノは
手放せない1本です。

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プロジェクト進行中

 近々のものから、予定は未定といったものまで、
現在いくつかの計画を進めています。
 具体的に形が見えてきたものから、WORKSにUPしようと思っています。
HP立ち上げから全く変化ナシでしたからね。
 
 先日、webデザインを担当してもらっているkiriGRAPH.さんと打合せ。
贅肉をそぎ落としたシンプルなデザインと余白をうまく使ったレイアウト。
そんな僕のイメージを形にしてくれる彼には絶大な信頼を寄せています。

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旅情と日常のあいだ

 旅から帰ってきて、ブログが旅日記オンリーになっています。
近況も書きたいんですが、途中で近況を挟むとどうしても違和感があります。
 バルセロナのペンションの次にいきなり地盤調査かよ!って
さすがに突っ込まれました。
 ただいまHPの更新に向けて作業中。
その際、旅日記はブログとは分けるようにする予定です。
 それまでに旅の思い出は頭の中に留め、整理して、
本当に心に残った部分だけを書き留めて行きたいと思っています。

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アグバル・タワー


 ジャン・ヌーヴェル設計の水道会社・本社ビルです。
バルセロナにこの弾丸(座薬?)のような形は賛否両論ですが、
思ったより中心地から離れていますし、極めてシンプルな形態からか
そんなに違和感を感じませんでした。
 遠くから見るとモヤモヤしたグラデーションがかかっています。
表面がどうなっているのか疑問でしたが、ガウディのデザインに敬意を
払ったという、モザイクタイルのようなカラーリングの外壁の上に
ガラスルーバーが取り付けられています。
 ルーバーのガラスは開口部に合わせて、透明と不透明を変えている為、
あのモヤモヤとした効果が生まれています。

 残念ながら内部は見れませんでしたが、かなり迫力がありますよ。

サグラダ・ファミリア

 バルセロナ市民の拠り所であるサグラダ・ファミリアには3回行きました。
雨の日、晴れの日、休日。行く度に凄さが増します。
 圧倒的な存在感で、体が吹き飛ばされそうな感覚がしました。
 完成まで200年かかるなんて言われていましたが、観光客の増加により
予算がついて、2020年頃までには完成するそうです。

 ↑生誕のファサード
  池の向こう側がベストポジションです。

 ↑東面・生誕のファサードの彫刻
  内戦でボロボロになった彫刻を外尾悦郎氏が修復。
  ガウディの生前に出来上がっていたのはこの面のみ。
  他の新しい部分とは明らかに雰囲気が違います。  
 
 ↑西面・受難のファザードの彫刻
  東面の複雑な彫刻に対し、直線的でシンプル。
 
 ↑内部はまさに工事現場。ヘルメットなしでいいの?って感じでした。
  木をモチーフにした柱。木漏れ日のようです。

 ↑トウモロコシのような塔にも登れます。
  階段は肩幅くらいの幅しかない螺旋階段。
  エレベーターに乗らないと大変な事になります。
 図面はごくわずかに残るのみですが、ガウディの意思を受け継いだ
大勢の人によって造られています。やはり建築は「思い」によって
建つんだなと改めて感じました。