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家具は財産

 
 昨日まで岐阜のマリアージュで開催されていたハンス・J・ウェグナー展に行ってきました。雑誌でしか見た事ない椅子が勢ぞろいです。一見ふつうっぽい椅子なのに、座ると体に吸い付くようにフィットし、何時間も座っていたい心地良さ。やはり椅子は実際に座ってみないと分かりません。ウェグナーの“すごさ”を肌で感じる事ができたのはとてもいい経験でした。
 さっき1階ですれ違ったのに、いつの間にか3階にいる僕たちの側にいる社長。同じ人が3人はいるんじゃないかと思ってしまう素早さにはいつも驚きです。そんな社長の説明はいつも親切丁寧で分かりやすく、思わず買いそうになります。今回も色々と興味深い話を聞く事ができました。この展示会では展示品を3割引で買う事もでき、額が大きいだけに割引も大きいです。こんなチャンスはほとんどないので、sold outの札が結構あったのも納得。
 一番有名なYチェアはほとんど機械で作られているので手頃な値段ですが、今回展示されていたPPモブラー社では全て手作業で作られているので、お値段は車が買えちゃうくらいのもちらほら。社長曰く、男はすぐに高いものを車に置き換えるそうですが、(確かにその通りです)車は10年で価値はほとんどなくなり、良い家具は年を重ねるとヴィンテージとして更に価値が上がります。まさに家具は財産ですね。
 100万円の椅子は長い目で見るとお値打ちなのはよーく分かるんですが、やっぱり買えませんよ。ふつうは。

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メールより電話より現場

 お昼過ぎに現場から電話がありました。クライアントがイメージと違うと言っているそうだ。電話口では結構なトラブルに思え、ヤバイヤバイと思いながら、すぐに現場へ向かいました。直接会って話したらなんてことない。ここをこうした方がいいと思うけどどうかな?といった程度の事でした。ちょっと拍子抜けです。
 今までの経験上、どんなに大変なトラブルが起こっても、現場に行き直接会って話し合えば、ほとんどの事は解決してしまいます。どれだけメールや携帯が便利でも臨場感に欠け、足りない情報は自分でイメージするしかないので、どうしても相手に100%伝えるのは難しい。一番大事だったりする微妙なニュアンスが伝わりません。あくまでもメールや電話は補助的なツールであって、リアルな現場に勝るものはありません。今日は改めて現場の大切さを感じた一日でした。

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LAMY Tipo


 最近すっかりハマっているのが、LAMYのローラーボールペンTipo。
先輩がLAMYの万年筆を使っているのを見て、ふーんと思いながら文房具屋で色々と試し書きしていたら、こいつに出会ってしまいました。かすれる事など全く感じさせないジュクジュクのインク量。すこし太めのペン先。ずっと落書きしていたい書き味です。自分のサインはこれでしか書かないって勝手に決めて即購入しましたが、そんなにサインする機会などなく、専らスケッチに使っています。シンプルで可愛らしいデザインも気に入っています。

中学生時代にマスターしたマイケル・ジャクソンのサイン。
お求めでしたら何枚でも書きますよ。Tipoでなら。

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御開帳


 オヤナノイエの足場が取れるのはもう少し先ですが、台風養生で防護ネットが
たたまれている為、外観がよく分かります。
「外壁の色はあの色なの?」って何回か訊かれましたので。。。
「まだ下地のグレーですが、もうすぐ白く塗られます。部分的に木も貼ります。」
仕上がりが楽しみです。

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模型を作りました。


 この仕事は下手すると、一歩も外に出ない日がよくあります。すごく体に悪い感じがするので、できるだけ毎日現場に行くようにしています。今日は午前中に模型製作、午後から美濃と関の現場をハシゴして、また模型。すごく集中して1日でほぼ形になりました。
 実物は三次元なのに二次元の図面やCGで表現しても、なかなか全ては伝わりません。やっぱり三次元の模型は余計な説明がなくてもストレートに伝わるので、打合せには必需品です。

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