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光波測量


 今度計画をさせていただく敷地の測量に行ってきました。今回の敷地は、三角形の頂点をつぶしたような形をしている変形地です。この三角形の角度が計画の大きなポイントになってくる為、いつも以上に正確に敷地を測る必要がありました。
 光波測量器という大変高価な機械をお借りしてきましたが、これは距離も角度も小数点第2位まで測れるという超優れもの。初めて使いましたが、ここまで精度が高いとは思いませんでした。プロの道具ってすごいですね。欲しい。。。

見積開封しました。

 土日で文殊の家、芥見の家の見積開封をしてきました。開封も慣れたもので、どんな数字が出てきてもあまり驚かなくなりましたが、今回は各業者さんが頑張ってくださり、2軒とも予算のプラス1割以内で納まっていました。どんどん物価が上がっていく中で、建築業界もかなり煽りを受けています。その影響を感じさせない数字を出していただけた事は、各社のやる気が直球で伝わり、とても嬉しい事でした。
 いつもの事ながら、最初の見積は予算オーバーするものなんですが、予算プラス1割までは、大幅な設計変更なしで割と楽に落とせる範囲となります。それ以上オーバーを出してしまうと、設計の進め方がおかしかったと認めざるを得ません。格好良くて快適な建物を設計するのも大切ですが、コスト管理をしながらの設計もとても大切な事です。
 ただいま各社の詳細な見積書をチェックしています。今日中に設計変更案を渡して、今週中に減額見積をもらう予定で、今週末は減額見積を元に打合せです。金額調整は畳み掛けるようなスピード感で行うと、お互いのテンションも上がって、より良い結果へ向かう気がします。

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見積開封

 いよいよ明日は文殊の家、明後日は芥見の家の見積開封です。設計段階では、夢がどんどん膨らみ、見積を取るとどうしても予算オーバーしがち。なので明日と明後日は、一気に現実に戻される日かもしれません。
 芥見の家のクライアントに「怒り」の前には必ず「期待」があるものだ。と教えたいただきましたが、まさにその通りだと思います。見積に期待しすぎるとショックも大きいので、あまり期待しないでおきましょう。設計者としては、その次の行動をいかに早く取れるかが最も大切なので、色々な状況を想定しながら2件の開封へ臨みたいと思います。

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ショールーム巡り その2

 →ヤマギワ到着。ショールームが休みにも関わらず、快く見せていただけました。1F~4Fまであるショールームは僕らだけの貸切状態で、超セレブな気分。お目当ては、スタンドライト2台とペンダントライト、ダイニングチェアです。こちらも名作と言われるものばかりです。
 多分、通常営業の場合だったらできないんでしょうけど、展示してあるダイニングテーブルの上に、選んだペンダントライトを指定の高さで上から吊るしてもらい、ダイニングチェアを持ってきて、実際の雰囲気を感じてもらいました。アテンドしてくださった方が、少し困った顔をされていたので、無理を言って申し訳なかったです。。。

 写真左下のスタンドはTV台の上に置く予定でしたが、4.8mもあるTV台(ちょっと長すぎ)に対して、小さすぎてバランスが悪いという事で、他の物に変える事になりました。こういう変更も実物を見る事によって、はっきりと空間のイメージができた証拠です。
 3軒目は岐阜に戻り、モンドで製作家具の打合せ。サンプルやイメージに近い展示家具を見てもらいながら、更にイメージを膨らませてもらいました。かなり密度の濃い一日でクタクタになりましたが、いい物を沢山見た事で、僕もかなり刺激を受け、気持ちの良い一日になりました。

ショールーム巡り

 今日はミドリノイエのクライアントと名古屋へショールーム巡りに行ってきました。まずはカッシーナに到着。カタログで選んだソファに実際に座ってきました。名作といわれるソファは佇まいも違いますが、やはり座り心地も別次元。いくら名作と言っても、関係者か本当に家具が好きな人じゃないと、なかなか知る機会はありませんが、ウンチクを知らなくても座るだけで、いいか悪いかが誰にでも分かってしまうのが、名作たる所以なんでしょうね。

 結論から言うとピエロ・リッソリーニのボックスというソファに決まりました。全体的にシンプルで浮遊感のある脚が気に入り、僕の第一候補だったんですが、予想以上に座り心地が良くて驚きました。しっかりとした広めのウレタン座面に対し、背がふわふわの羽毛でできており、包み込まれるような座り心地です。
 何種類もの張地から一つを選ぶのは大変でしたが、最終的に汚れが目立つ目立たないでもめた、白系の生地に決まりました。(写真の生地とは違います。)
 名作ばかりのカッシーナでの家具選びは、最高に楽しい。あっという間に3時間が過ぎ、急いでヤマギワへ向かいました。→つづく。