バルセロナ到着
バルセロナでの10連泊はペンションに泊まりました。
ペンションと言っても、日本のペンションとは違い、
寮みたいな感じです。個室でWC・浴室が共同。
食事なしで1泊4000円くらいです。
僕が泊まった「Pention NOYA」はカタルーニャ広場という
バルセロナの中心となる広場の角にあり、立地条件は抜群です。
4/10(火)バルセロナに到着したのが現地時間の夜8時半。
チェックインが遅れる時は必ず連絡をくださいと言われていたので、
宿に30分遅れるという電話をかけました。
電話の向こうは完全にスペイン語で、畳み掛けるように
何かをしゃべっています。当然分からないので、相手にかぶせて
こっちも英語で30分遅れると必死に伝えると何故か伝わりました。
30分後ペンションに到着しました。重いスーツケースを4階まで
階段で運び、さっきの電話口のおばさんとご対面。
「あーさっきの電話のー?」
早速、宿の取説が始まりました。
「ここが浴室、トイレ、そしてあなたの部屋はここ。
出かける時は鍵をここに置いてね。宿泊代は前払いにする?後にする?」
全く英語はしゃべってくれませんでしたが、なぜかそんな風に聞こえました。
状況とか、ジェスチャー、話の前後関係だけで、全く言葉が分からなくても
ほとんどの事は通じてしまうんだなと感じました。これが本当に間違って
いないのには驚き。旅を続けると、その感覚も精度が増していきました。
多分、日本語で会話をする時も同じ感覚で、相手の一言一句よりも、
状況や前後関係で理解している方が、割合としてはずっと多いんでしょうね。