東京タワーVSエッフェル塔
六本木ヒルズ・森タワー52階より
VS
凱旋門屋上より
宿泊したホテルは東京タワーのすぐ近くでした。浜松町駅で降りてすぐに
見えたのは東京タワー? 近いはずなのに、この前見たエッフェル塔より高い
はずなのに、エッフェルに比べとても小さくキャシャに見えました。
あれは東京タワーではなく、ただのTV塔だ。他にちゃんとあるはず!!!
そんな事はあるはずはありません。ホテルの人に「駅から降りて見える東京
タワーに向かって歩いてきてください。」と言われたのですから。
鉄骨の重厚な感じはエッフェルが圧倒的。赤と茶でも違いがあるかもしれません。
けれどプロポーションが似ているようで全く違う。実物を見比べて初めて感じる
オリジナルの偉大さでした。
かと言って、そのままそっくり入れ替えてもしっくり来ないはず。良く言うと
自由で軽やかな東京には軽快な東京タワーが合っていて、石造りの歴史ある
重厚なパリには、やはり重厚なエッフェル塔が合うのです。
東京・横浜
8/28・29で東京と横浜に行ってきました。一日目の午前中は横浜を散策。
ずっと行きたかった大さん橋とようやくご対面です。
設計は愛知万博のスペイン館もやっているアレハンドロ・ザエラ・ポロ
海外の建築家は日本の建築家と明らかにデザインに対する感覚が違っていて、
とても刺激になりました。
広大なウッドデッキがうねりながら折れ曲がり、ホワイトベースのような
巨大なジンベエザメのような、そんな感じがしました。浜風がとても心地良かったです。
断熱材への思い
久しぶりの雨で、今日は過ごしやすい一日となりました。クーラーなしの
生活なんていつ以来でしょうか。
オヤナノイエは外壁のサイディングが貼り終わり、今日は断熱材の施工でした。
発泡ウレタンというムースを壁全体に吹き付けて断熱します。
建築業界も技術の進歩はめざましいですが、特に断熱について重要視する
ようになったのは、ここ10年くらいじゃないでしょうか。それまでの建物で
断熱がしていないなんて事はよくあったと思いますが、今では断熱が常識に
なっています。
断熱工事で特に問題となるのが断熱材の隙間ですが、今回はムース状の素材を
使っているので、入り組んだ場所にも隙間なく断熱材を充填する事ができます。
施工直後でも断熱材の効果は分かります。築20年の自宅にはまず断熱は
してないので、全てはがして断熱したいくらいですが、そんな思いも今日のように
過ごしやすいとちょっと薄れます。
カフェオレの可能性
僕はほとんどコーヒーを飲まないけれど、カフェオレは大好き。
これは家で作ったただのカフェオレですが、コーヒーと牛乳が二層に分かれて
いるだけでおいしそうに見えませんか?ちょっと高級感も出ちゃってます。
何も考えずに二つを入れたら普通に混ざってしまいますが、これには
ちょっとだけコツがあります。
※氷を入れたグラスに、まずコーヒーより比重の重い牛乳入れます。
その後に、コーヒーを氷にぶつけながらゆっくり注ぐだけ。
たったこれだけの事なのに、いつもの素材で全く違った表情を出せるなんて
素晴らしい。初めて知った時は感動しました。カフェでは常識らしいですが、
僕には普段の生活や仕事の考え方にも影響を与えるような出来事でした。
こういうものだと決めつける事で進化は止まってしまいますが、違った
視点ややり方で、また違った可能性が出てくるんですね。
でも結局は混ぜてから飲みます。
熱中症
今日の夕方に現場を通った友達から電話があり、「現場に救急車が来とるよ」と
報告をもらいました。事故があったのか!?と不安が走り、即現場監督に電話。
監督も知らない様子だったので、僕が外出中だった事もあり、すぐ現場を確認して
もらいました。折り返しの電話報告では、職人さんの一人が熱中症で倒れられた
との事でした。幸い大事には至らず、ホッと胸をなでおろしました。
現場で事故が起きると、工事が一時中断になってしまい、クライアントにも
大変な迷惑をかけてしまいます。
足場の上でフラっと来たら、大変な事になってしまうので、今日の出来事は
まだ良かったのかもしれません。この異常気象ですから、昼過ぎの一番暑い時間帯の
作業は控えるなど、工事の進め方も考えた方が良さそうです。
本当にビックリしました。。。みなさんも気をつけてくださいね。