自信と確信
自分が作ったものに対して、それがかっこいいか悪いかという評価をするのは、
自分以外の人がする事。作っている段階では、自分に自信があっても確信はない。
言い訳をするかのように言葉を並べて説明するのではなく、
予備知識がないまま見てもらって、素直にいいねって言ってもらえた時は、
ほっとします。その時に自信が確信に変わります。
今日はそんな日だったので、ゴキゲンです。
オヤナノイエ・最終模型
オヤナノイエの最終模型を作りました。
内外部とも白と木の仕上げとなります。
面で仕上げを変える事により、一つにつながった空間の中で
視覚的にその場の雰囲気(用途・役割)を感じる事ができるようにしています。
真っ白で寒々しい空間ではなく、木だらけの暑苦しい空間でもない
‘ちょうどいい感じ’を目指しました。
↑北西面:アプローチ部分のみ、外壁に木を貼っています。ルーバーの奥は中庭。
↑西面:西日はいらないという強い意思。横長の窓は水周りです。
↑南西面:南面は北面とは対照的に、全開口サッシでかなり開放的。
大きなデッキを介して、リビングと庭が一体となります。
ビルバオ・グッゲンハイム美術館
スペインのビルバオにあるグッゲンハイム美術館。
フランク・O・ゲーリーによる設計です。
ビルバオはスペインの北に位置し、首都マドリッドやバルセロナからも
かなり離れているのですが、今度の旅で行く予定です。
(バルセロナから列車で9時間 or 飛行機で1時間)
近年ビルバオは深刻な不況に陥っていましたが、アートによって都市を
再生させようという画期的なプロジェクトにより、一気に世界で有名な都市に
なりました。
建築に興味がなくても、なんじゃこれ!!!って思ってしまうエキセントリックな
外観です。
この美術館がきっかけで、世界中の美術館が有名建築家に依頼するように
なりました。
ビルバオにはこれ以外何もないらしいですが、それでも行ってみたいと思う
魅力がこの建物にはあります。ガツン系な建築です。
業者決定
オヤナノイエの見積調整が完了。工事業者が決定しました。
競争入札という形をとっている為、各社が工事金額を競い合う事で、
コストパフォーマンスの高い住宅となりました。
仕様がいいのでローコスト住宅ではありませんが、
クライアントの当初の要望がほとんど叶っています。
できればやりたくない業者との金額交渉も、建築のプロが代わりに行うので、
クライアントは金額が下がるのを待っているだけです。
今回も確実に設計監理料分のメリットが出せたと思います。
更なるメリットは、これから始まる現場監理で出したいと思っています。
いよいよ現場が始まります。すごく楽しみ。
タイムカプセル開封
25年の時を経て、とうとうタイムカプセルが掘り出されました。
僕の人生の大半眠っていたカプセルの中からは、通園カバンと自分が描いた絵、
家族の写真が出てきました。感動して泣きそうです。
みんな変わってませんでしたが、結婚して家族が増えたり、
しっかり25年という時間を感じました。
タイムカプセルってその時代にタイムスリップする事ができ、
こうして懐かしい人が集まるキッカケになります。本当にいいものですね。
事前の準備がとても大変だったようで、
ご尽力いただいた関係者のみなさんには心から感謝しています。
↑通園カバン:スタージンガーというキャラクターもの。デッドストックです。