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そろそろ準備しないと。

tounohora
竣工写真のついでに、年賀状用の家族写真をお願いしました。プロについでにって頼むのは、図々しくて気が引けますが、嫌な顔ひとつせず撮ってくれました。そうすると、またこの方にお願いしようっていう好循環が生まれますね。

塔ノ洞の家 引渡し

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お父さんに漆喰を塗ってもらい、クライアントが床のオイルを塗って竣工しました。母屋の隣に建てる時に大切なのは、心の距離感をどうつくるかです。ハイサイドのコーナーサッシは、開放的でありながら、農作業をされる両親の行き来が気にならないよう配慮する事で生まれました。形は全て意味を持っています。実際に住まわれてから、色々な発見をしてもらえると思うので、また近いうちに感想を聞きに伺いますね!

ハウス越しの

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建物正面ではないですが、納屋と山に囲まれた谷のような場所から、ハウスのアーチ越しに見るのが好き。抜けの良い、この場所から建物イメージをふくらませました。

塔ノ洞の家 建方

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塔ノ洞の家は、母屋の隣に建てる若夫婦の離れです。端の方で控えめに建方を見守るおばあちゃん。僕には経験のない、4世代で一緒に暮らせる貴重な時間がうらやましく、こういう光景はじーんとします。

塔ノ洞の家 地鎮祭

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塔ノ洞の家の地鎮祭地鎮祭がありました。裏山を少し削って建物との距離を作ったのは、土砂崩れ対策と猿が屋根に飛び乗らないようにする為です。ホントに。

残業

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塔ノ洞の家の解体の確認に行ってきました。職人さんが帰った後も居残りで残土処分をしてもらってます。

塔ノ洞の家

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敷地はご主人の実家の隣になりますが、親と近い距離で住まう時、完全に分離するのではなく、お互いに微妙な距離感を保つ事が一番大切だと感じています。言葉に出さないデリケートな部分をさりげなくカバーするよう、細部まで気を使っていますが、僕の7年間のマスオ経験がとても生きます。敷地と心理を読み取り、コンパクトでありながら、密度の高い住宅になりました。そんな塔ノ洞の家がスタートです!