輪廻の理念
オヤナノイエの建方は1週間後の7/3(火)大安です。
今日は定例会議の後に白鳥町のプレカット工場まで、
材料検査に行ってきました。
材料検査とは柱や梁となる材料を加工する前に見て、
割れや木目の密度、節などを確認する事です。
わざわざ足を運ぶのはそれらを見てくるだけではありません。
ものづくりとは人づくりです。
実際に加工される現場へ行き、工場の雰囲気を見る事で
大体どんな仕事をする会社かが分かります。
そのプレカット工場は広い敷地に、いくつかの工場が点在しており、
全てが大スパンの木造で造られています。木に対するかなりのこだわりを
感じました。場内もきれいに整理整頓されています。
製材・プレカットの時に出る木クズも捨てる事なく
敷地内にうず高く積んで発酵させ、肥料として出荷しているそうです。
また様々な樹種を植林し、種を採取されています。
ひと敷地に木の輪廻を見ました。そんな企業理念に感動です。
↑工場の大スパン。1mを超える湾曲した集成材の梁。
さすがに自社ではないとの事。