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ショールーム巡り その2

 →ヤマギワ到着。ショールームが休みにも関わらず、快く見せていただけました。1F~4Fまであるショールームは僕らだけの貸切状態で、超セレブな気分。お目当ては、スタンドライト2台とペンダントライト、ダイニングチェアです。こちらも名作と言われるものばかりです。
 多分、通常営業の場合だったらできないんでしょうけど、展示してあるダイニングテーブルの上に、選んだペンダントライトを指定の高さで上から吊るしてもらい、ダイニングチェアを持ってきて、実際の雰囲気を感じてもらいました。アテンドしてくださった方が、少し困った顔をされていたので、無理を言って申し訳なかったです。。。

 写真左下のスタンドはTV台の上に置く予定でしたが、4.8mもあるTV台(ちょっと長すぎ)に対して、小さすぎてバランスが悪いという事で、他の物に変える事になりました。こういう変更も実物を見る事によって、はっきりと空間のイメージができた証拠です。
 3軒目は岐阜に戻り、モンドで製作家具の打合せ。サンプルやイメージに近い展示家具を見てもらいながら、更にイメージを膨らませてもらいました。かなり密度の濃い一日でクタクタになりましたが、いい物を沢山見た事で、僕もかなり刺激を受け、気持ちの良い一日になりました。

ショールーム巡り

 今日はミドリノイエのクライアントと名古屋へショールーム巡りに行ってきました。まずはカッシーナに到着。カタログで選んだソファに実際に座ってきました。名作といわれるソファは佇まいも違いますが、やはり座り心地も別次元。いくら名作と言っても、関係者か本当に家具が好きな人じゃないと、なかなか知る機会はありませんが、ウンチクを知らなくても座るだけで、いいか悪いかが誰にでも分かってしまうのが、名作たる所以なんでしょうね。

 結論から言うとピエロ・リッソリーニのボックスというソファに決まりました。全体的にシンプルで浮遊感のある脚が気に入り、僕の第一候補だったんですが、予想以上に座り心地が良くて驚きました。しっかりとした広めのウレタン座面に対し、背がふわふわの羽毛でできており、包み込まれるような座り心地です。
 何種類もの張地から一つを選ぶのは大変でしたが、最終的に汚れが目立つ目立たないでもめた、白系の生地に決まりました。(写真の生地とは違います。)
 名作ばかりのカッシーナでの家具選びは、最高に楽しい。あっという間に3時間が過ぎ、急いでヤマギワへ向かいました。→つづく。

カッシーナで家具選び

 ミドリノイエの竣工は10月の中旬頃ですが、それに間に合うよう、新調する家具を選んでいる所です。家具は空間を構成する大切な要素のひとつなので、SYNCでは設計した空間に合わせた家具選びも、ご予算に合わせてアドバイスしています。イメージに合う物が見つからない場合は、家具屋さんに造ってもらう事もあります。
 北京オリンピックの体操選手にカッシーナという人がいましたが、今回のカッシーナは、高品位な輸入家具を扱うお店です。カッシーナでソファを選ぼうものなら、3ケタは覚悟という印象がありますが、実際には30万~40万くらいの、頑張れば何とか手が届く価格帯での選択肢もかなり多いんです。(それでも高いですけどね。)

 仲良くしている営業担当の方に、僕のイメージと予算を伝え、カタログの中から幾つかピックアップしてもらいました。ソファ選びはデザインも大切ですが、何よりも大切なのは、やはり座り心地なので、来週はクライアントと一緒にショールームに行ってきます。

ミドリノイエの仲間たち

 今日はミドリノイエの定例会議。現場は内部の造作が着々と進んでいます。

 ミドリノイエを造ってくれる仲間たちをちょっとだけ紹介。奥から現場監督の美濃丈建設・岡田さん。色々な対応がすごく早くて、とても頼りになります。ラララライなヘッドバンドの棟梁・マス君。みんながそう呼ぶからマス君です。口数が少ない完全なる職人肌。僕の難しい注文を文句を言わずに、もくもくとこなしてくれます。かっこいいです。そしてホッカムリのモンド・岩佐さん。僕が10言わなくても、確実に10以上で返ってくる信頼できる製作家具屋さんです。この現場は製作家具がすごく多い。でも工期は少ない。頑張って造ってくださいね!更に今日の打合せでは、ダイニングテーブルとリビングテーブルが追加になってしまいました。更に頑張ってくださいね!僕も追加の家具のデザインを考えないと。

ユンボの免許


 昨日は、ミドリノイエの塀の高さを現場で確認しました。実際に木を組んで、色々な所に立ってみたら、ちょっと圧迫感があるなぁという印象。一部分だけ図面よりも40cm下げ、少し変更する事にしました。設計図面はあくまでもイメージ。最終決定は全て現場で行います。

 そして今日は塀の基礎の掘方でした。地面を掘る作業の事を掘方(ほりかた)と言います。写真は掘方になくてはならないユンボと地盤を締め固めるコンパクター。いつかユンボの免許を取って、マイユンボを持つのが夢です。(半分本気です。)ユンボを見ると無性に地面を掘りたくなります。

納得のものづくり


 ミドリノイエの解体工事が終わり、現場は小休止しています。その間に次の工程の段取りをしているのですが、現場に職人さんが入っていないと、他の人からしたらサボっているようにしか見えません。。。
 そんな中、外構工事を先行してやる為に、図面の再検討をしています。最終図面のCGを作り、完成イメージを再確認。方向性が決まったら、実際に現場で高さと位置確認ができるような工作物を作って再々確認。それらを経て、ようやく実際の工事が始まります。このプロセスはとても地道な作業で、時間もかかるのですが、この間に共通イメージが作られ、納得のものづくりができるのです。

ミドリノイエ ほぼ解体完了

 今日はミドリノイエ(リフォーム)の定例会議でした。ほぼ解体工事が完了した事で、今まで見えなかった問題が色々と出てきました。リフォームは現況を壊してみないと分からない事が多く、図面通りに行かない事が多々あるので、ひとつずつ問題を解決していかなくてはいけません。そういった問題が出てくる度に、クライアントに追加工事費を負担していただくのは極力避けたいので、現場で減額できそうな方法を探しながら、最終的に±0になるよう、現場監督と一緒に考えるのも監理者の仕事です。

解体後の和室

和室がこんなリビングに変わります。

ミドリノイエ スタート

 今朝はミドリノイエのお祓いに行って来ました。ミドリノイエは築14年の大手ハウスメーカーの住宅を全面改装する工事です。ハウスメーカーの住宅は独自の工法で作られている為、壁を取ったりするような大規模なリフォームは外部の者ではできないようになっていますが、今回は構造的に重要な壁や柱などには触れずに1・2階をまるごとリフォームする計画となっています。 外観はハウスメーカーのままですが、内部は別世界になります。竣工は9月末。工期は新築の半分の3ヶ月の予定です。

 現況のLDK。奥は和室です。

 3ヶ月後にはこうなります。