4/16 バルセロナより
御無沙汰です。バルセロナのネットカフェからブログを書いています。
ただいま現地は4/16の19時30分 日本時間では4/17深夜の2時30分になります。
今日でバルセロナは7日目。4/11から嵐のように動いて、
行きたい所や、ガイドブックに載っている所はほとんど行き尽くし、
ちょっとゆったり過ごしているところです。
スペインへ行く前のイメージは、汚くて危なくて、スリが多くて
ずるいって思っていましたが、全くそんな事はありません。
みんなとても親切。観光地だからか、至る所にゴミ箱やベンチがあって
街はとてもキレイです。ただ人通りの少ない通りは、ちょっとヤバイ
感じがしますけど。
ガウディもほとんど全部見てきました。
サグラダファミリアには圧倒されました。存在感がハンパないです。
内部は工事現場って感じでしたが、外部の彫刻は超感動。
明後日、3回目行ってきます。
カサミラのファサードは素晴らしかったけど、内部はイマイチ。
カサバトリョは内外部とも素晴らしく、ガウディで一番のお気に入りです。
ガウディは動物の骨や貝、キノコなど、自然界の造型から
インスパイヤされたデザインが特徴的ですが、
それだけではなく採光や通風、空調換気設備など
機能面もかなり気を使ってデザインがしてあり、すごすぎます。
建築関係者は鳥肌ものですよ。
写真が添付できないのは残念ですが、帰国したら
旅の記録を書きたいと思っていますので、楽しみにしていてください。
できるだけネットカフェに立ち寄り、ブログも更新したいと
思っています。
5/11までのメールは shige540@yahoo.co.jp でお願いいたします。
人生とは旅であり、旅とは人生である
いよいよ明日、旅立ちます。
これからの人生に大きな影響を与える旅になるかと思いますが、
パワーアップして帰ってきますので、みなさん楽しみにしていてください。
帰国は5/11です。ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします。
自然素材と無垢のフローリング
家族の中で僕だけが花粉症です。花粉症の同志の方に
あなたは杉?桧?って聞かれる事がたまにありますが、
どっちなんでしょう・・・。自分的にはどっちでもいいんですけど。
自分達を取り巻く環境から来る様々な要因で、人間の体が弱ってきています。
今まで聞いた事のない病気やアレルギーを沢山聞くようになりました。
シックハウス症候群なんてまさにそうです。子供達のアトピーや
食物アレルギーも、以前よりひどくなっているような気がします。
ほとんどの時間を過ごす住環境だけでも、ストレスのない
空間にできればと日々考えています。
幣所では、壁や天井は自然素材を使い、床は無垢のフローリングという仕様を
基本としています。これは予算との格闘ではありますが、最後まであきらめません。
NOKIA
海外用のNOKIAの携帯を買いました。auの電波方式はヨーロッパでは弱いらしく、
海外専用の携帯会社のものにしました。
最近変えたmediaskinよりも少し小さく、丸っこくてイモムシみたいです。
単色の液晶がすごくなつかしい。
遠い外国にいても、携帯同士で連絡が取れるなんて不思議ですね。
日本では使えないので、向こうへ行ってちゃんとつながるのかどうかが
少し不安です。
海外では着信でも課金されます。発信も着信も結構高く、
あまり調子に乗って使うと大変な目に会いますので、
お守りとして持って行く感じですね。
バーゼル
旅で訪れるスイスのバーゼルはフランス、ドイツとの国境に接する都市です。
スイス観光でここに訪れる人は非常に少なく、地球の歩き方にも数ページしか
載っていません。
しかしここはヘルツォーク&ド・ムーロンが拠点として活動をする都市で、
彼らの大ファンである僕にとって、最も行きたい都市のひとつなのです。
ヴィトラ・デザイン・ミュージアム(ドイツ)の最寄の都市もバーゼルなので
バスで20分くらいでヴィトラに行けます。
ロンシャンの教会(フランス)も割と近くて、列車で1時間ちょっと。
スイス滞在は3日間ですが、かなりアツイ3日間になりそうです。
桜
事務所近くの桜はただいま8分咲き。
今年は記録的な暖冬により、前例のない早咲きとか
騒がれていましたが、結局いつもとほとんど同じ時期ですね。
周囲の雑音に惑わされず、ちゃんと同じ時期に咲く桜。
ブレないですねー。立派です。
ひとり旅
来週4/10~5/10まで、1ヶ月間ヨーロッパへひとり旅に行ってきます。
沢山の方々にご迷惑をお掛けする事になり、大変申し訳ありません。
この1ヶ月の旅は、今後の設計活動に対しても大きな影響を与える
貴重な体験だと思いますので、色々な事を吸収してきたいと思っています。
バルセロナ、パリ、バーゼル(スイス)をメインでまわる予定です。
ずっと前からの夢でしたし、出発日が近づくにつれ興奮と緊張で
ドキドキ感が加速しています。
自信と確信
自分が作ったものに対して、それがかっこいいか悪いかという評価をするのは、
自分以外の人がする事。作っている段階では、自分に自信があっても確信はない。
言い訳をするかのように言葉を並べて説明するのではなく、
予備知識がないまま見てもらって、素直にいいねって言ってもらえた時は、
ほっとします。その時に自信が確信に変わります。
今日はそんな日だったので、ゴキゲンです。
オヤナノイエ・最終模型
オヤナノイエの最終模型を作りました。
内外部とも白と木の仕上げとなります。
面で仕上げを変える事により、一つにつながった空間の中で
視覚的にその場の雰囲気(用途・役割)を感じる事ができるようにしています。
真っ白で寒々しい空間ではなく、木だらけの暑苦しい空間でもない
‘ちょうどいい感じ’を目指しました。
↑北西面:アプローチ部分のみ、外壁に木を貼っています。ルーバーの奥は中庭。
↑西面:西日はいらないという強い意思。横長の窓は水周りです。
↑南西面:南面は北面とは対照的に、全開口サッシでかなり開放的。
大きなデッキを介して、リビングと庭が一体となります。
ビルバオ・グッゲンハイム美術館
スペインのビルバオにあるグッゲンハイム美術館。
フランク・O・ゲーリーによる設計です。
ビルバオはスペインの北に位置し、首都マドリッドやバルセロナからも
かなり離れているのですが、今度の旅で行く予定です。
(バルセロナから列車で9時間 or 飛行機で1時間)
近年ビルバオは深刻な不況に陥っていましたが、アートによって都市を
再生させようという画期的なプロジェクトにより、一気に世界で有名な都市に
なりました。
建築に興味がなくても、なんじゃこれ!!!って思ってしまうエキセントリックな
外観です。
この美術館がきっかけで、世界中の美術館が有名建築家に依頼するように
なりました。
ビルバオにはこれ以外何もないらしいですが、それでも行ってみたいと思う
魅力がこの建物にはあります。ガツン系な建築です。