BLOG

3:4:5


 今日はオヤナノイエの敷地へ行き、クライアントと一緒に
建物の輪郭をビニールテープで出してきました。(地縄:ジナワと言います)
 クライアントの感想は、「思ってたより、かなり小さい・・・。」
 いつもの事なんですが、地縄の時点では建物のボリュームが
思っていたより小さく感じるのはなぜでしょうか。
 
 逆に建方が始まると、今度は思っていたよりも大きく感じます。
 何件もやってきているので、この感覚のズレは補正できていますが、
初めて地縄を見るクライアントは、ほぼ100%の確率であのセリフを
おっしゃられます。
 さて表題の3:4:5を聞いて、みなさんは何を思い出しますか?
 なつかしいピタゴラス(三平方)の定理。1:2:√3とかのアレです。
3:4:5を使い、メジャーだけで直角を出してきました。
 まあ、精度は大体です。

タイムカプセル

 今から25年前、僕が通っていた保育園の敷地内に
タイムカプセルが埋設されました。
 そしていよいよ来月3月25日に、25年の時を経て
そのタイムカプセルが開封されるそうです。
 もう25年も経つのかと思うと、感慨深いものがあります。
自分の人生を振り返るいい機会ですね。
 自分が何を入れたのか、さっぱり覚えていないカプセルの中身も楽しみですが、
卒園依頼会ってない人達との再会は、カプセルの中身よりインパクトがありそうです。

BLOG

図書館

 読む本がなくなったので、わかくさプラザ内にある
関市立図書館へ行ってきました。
 
 一級建築士の試験勉強以来なので、行くのは5年ぶりくらいです。
それまで本をほとんど借りた事がありませんでしたが、
建築コーナーの充実ぶりに驚き。(他の図書館事情は知りませんけど。)
 借りたい本が沢山ありましたが、欲張っても重いだけなので、
5冊にしぼってきました。(MAX10冊借りられます。)

やっぱり建築ばかりですが、左から
現代建築のパースペクティブ  五十嵐 太郎 (著)
木に学べ            西岡 常一  (著)
口伝の重み           西岡 常一  (著)
ル・コルビュジエの勇気ある住宅 安藤 忠雄 (著)
住宅読本             中村 好文  (著)
3週間で全部読めるかな。

BLOG

自責と多責

オヤナノイエも図面がほぼまとまってきました。
あと1回の打合せが終わると、いよいよ業者見積です。
今までは1つの案件を何人かで手分けして描いていましたが、
全て一人で描いたのは正直初めてです。
久しぶりに描く図面もいくつかあって、なかなかはかどりませんが、
社会人1年生頃を思い出して結構新鮮でした。
図面の不整合もアシスタントを責める事ができず、
全てが自分の責任です。トラブルが起きても全て自責。
自由を手に入れた代償ではありますが、
自分を次のステップへ上げる為に必要な事だと思っていますので、
これから何が起きようとも、不思議と不安はないです。

写メ

 僕はやたらとメモをとります。そこまで忘れっぽくはないですが、
忘れても大丈夫なように保険をかけています。
 よく使うのが携帯のカメラ。写メは写真メモの略です。
書くよりずっと早いし、常にメモ帳とペンを持ち歩くのは大変ですからね。
 雑誌で気になるサイトがあったらパシャ。車の中から建物をパシャ。
 写真は情報量がとても多く、ああだこうだ説明するより
1枚の写真を見せる方がずっと早い。百聞は一見にしかずです。

BLOG

続・ぶらり京都の旅

 京都の建築と庭は切り離すことができないくらい、見事に調和しています。
 木や石の配置に全て意味があり、ガイドさんに解説してもらわないと、
素人ではなかなか作者の意図を汲み取れませんが、
言葉にするのは野暮ったくなるくらい、なんか「いい感じ」は誰にでも伝わります。

↑1938(昭和13)年、重森三玲氏が作庭した東福寺の方丈庭園です。
 苔と石を市松模様に配してありますが、形のない有機的な苔に
市松というルールを与える事で、無機質な感じに見え、
とても新鮮な印象を受けました。
 またあったか冷たい感じですね。
僕は相反する事がぶつかった所にある「何か」に魅力を感じるようです。

BLOG

ぶらり京都の旅

 週末に仕事を頑張って、週のド真ん中に京都へ行ってきました。
 京都は一番好きな町です。名古屋より栄えている感じなのに、普通に古くて
でっかいお寺や五重の塔があったりして、このミスマッチがたまらないです。
 あったか冷たい食べ物って、すごく惹かれますよね。
例えるならシロノワールのような。お洒落にいくとフォンダンショコラに
バニラアイスを乗せるような。あの感じにすごく似ています。
 結構、お寺は行きつくした感じがあるのですが、
銀閣寺には行った事がなかったので、今回行ってみる事にしました。
 金閣寺の金箔を取った感じという勝手なイメージを元に、
あまり期待せずに行ったんですが、予想以上の渋さに感激でした。

↑銀閣寺垣:入り口にある巨大な椿の生垣。
       よく見る生垣の10倍のスケールはすごい迫力。
       こういう単純なものにすごく感動してしまいます。

↑はい、銀閣寺。さびれ具合が半端ないです。渋すぎ。

↑向月台:銀閣寺の手前にある砂山です。幾何学とのコントラストが
     とても美しい。ここにもあった、あったか冷たい感じです。
     スランプ値はいくつでしょうか。かなり固めですねぇ。
 いいものを見て感動すると、心が満たされます。
 心の栄養補給に旅は最適ですね。

WonderwallxPORTERの図面ケース


 3週間悩んだ挙句、とうとう買ってしまいました。
 本当は実物を見て買いたかったのですが、ネット通販でしか買う事ができないので、
メールで問い合わせて、内部の写真を送ってもらったりして、最後は勢いで。

 A2を折らずに入れられるサイズなのでちょっと大きめですが、
ポケットとゴムバンドで2つに分けられるので、
前回と今回の図面で分けて入れたりして、使い勝手は良さそうです。
 中途半端な買い物をせず、いい物を買ってずっと使い続けるタイプなので、
また10年付き合える仲間が増えたと思うと、すごく嬉しいです。

BLOG

髪を切りました

 先週末、髪を切りました。
 4年くらい通っていた美容院からのレンタル移籍。
1年くらい前に関にできたROTTAという美容院です。
 カフェのような美容院で、ずっと気になってました。
 美容院を変えるのってすごく勇気がいりますよね。
この建物にはそれを乗り越える魅力がありました。
 内部は予想通り心地よい造りで、サービスや技術にも満足。
完全移籍しようと思います。
 関にももっと魅力的な建物が増えるといいなぁ。

BLOG

準備

  今週末はオヤナノイエの打合せ。
メインの仕事は今の所この1軒だけなので、まだまだ余力はあります。
 1週間のうち、予定外の突発的な仕事は1/4を占めると聞きました。
そういう突発的な仕事に振り回される人をよく見ますが、
それはとてもかっこ悪い事だと思っています。
 一時的な忙しいとか暇だという状況に流されるのではなく、
長期的に物事を判断しなくてはいけません。
 いずれやらなくてはいけないと分かっている事は、今のうちにやっておく。
仕事に緩急をつけないように気をつけています。
 いつどんな事があっても、100%対応ができるような受け皿を
自分に準備しておくのはとても大切な事です。

BLOG