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薪ストーブと焼きイモの精度


太田の家の1ヶ月点検に伺いました。今僕がハマり中の薪ストーブをかなり使いこなしてみえる様子。着いて早々にストーブの中に投入されている、ホイルに包んだ物体が気になって気になって。。点検もそぞろでした(笑)

クライアントの「食べますか?」の一言に食い気味に「もちろん!」と。金色に輝くサツマイモのおいしさは写真でごらんの通り。薪ストーブでの調理は、ガスコンロよりも精度は良くないはずなのに、なぜかおいしく感じる。何事も過程は大事です。

薪ストーブは文化


事務所の薪ストーブの火入れ式を行いました。これまで何軒かの住宅に採用してきましたが、実際に自分がユーザーになる事で、説得力が格段に違ってきます。実際に興味を持ってみえるクライアントも多くて、流行を通り越して、もう定着しつつありますね。まだ窓を開けないと暑いくらいで、暖房能力もかなり高いです。寒くなるのが待ち遠しくなるアイテムだなんて素敵です。

可児の家 建方

可児の家の建方がありました。鉄骨造でビルトインガレージのあるスキップフロアの住宅です。市街地でよく目立つ立地ですが、プライバシーと開放感を両立させました。3月にオープンハウス予定です。

平賀の家 引渡し


鋭角に折れる角地の敷地を初めて見た時、のれんを上げて人を迎え入れるように、2階が跳ね出して反り上がるイメージが湧きました。その時のイメージがそのまま形になっています。二世帯住宅に大切な互いの距離感は、スキップフロアにする事で上手く解決する事ができました。奥様と僕、長男同士の誕生日が同じという、運命を感じずにはいられない平賀の家を無事に引渡しさせていただきました。

のこぎりやね(工場参観日2014)


「のこぎりやね」は工場参観日2014のメイン会場にインフォメーションブースとして設営した仮設建築です。工場の「のこぎり屋根」がモチーフとなっています。工場のもつ、無機質で閉鎖的なイメージを和らげるよう、木材のみを使用し、明るく開放的で、透明感のある建築としました。4cm×9cm×3.6mの木材を230本使用し、7時間で設営しました。三角形のユニットで組まれており、何度もリユースが可能です。3日間の会期限定の建築ですが、工場参観日のシンボルとして、毎年ここで設営され、みなさまの記憶に残る建築になる事を願っています。