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保護者代表の話「卒業式」

卒業式
2020年3月25日
卒業式は、来賓は不参加という事でしたが、「PTA会長の話」だと来賓扱いになる為、学校側の粋な計らいで、「保護者代表の話」に変え、出席させてもらいました。先生方も僕の挨拶を楽しみにしてくださっていたみたいで、最後にご褒美をいただきました!

「祝辞」

6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
そして、保護者の皆さまにおかれましては、誠に、 ご卒業おめでとうございます。

卒業式ができるのかどうかを心配する事があるなんて思ってもみませんでしたが、無事に行う事ができて、本当に良かったです。

さて、PTA会長の話と言えば、ジャンケンです。

相当、ジャンケンが好きな人だと思われていますが、だれもが知っているジャンケンを繰り返し使う事で、みなさんに私の事やお話を覚えてもらう仕掛けとなっていました。

「またジャンケンか!」と思っていたアナタ。
「また」と言ってしまった時点で、私の作戦勝ちですw

「入学式」では、みなさんは、ジャンケンと同じで、どの子にも得意な所と苦手な所があり、だれが一番優れているという事はなく、みんな同じだとお話しました。

それが理解できれば、いじめや差別は起こりません。

「ものづくり体験」では、グーとチョキでカタツムリ、パーとパーでチョウチョというように、物事というのは、必ず何かと何かの組み合わせで、つくられているという事をお話しました。

ゼロから何かが生まれる事はなく、全ては組み合わせなので、アイデアが浮かばなくて困る事はありません。

「運動会」では、結果を出すためには、努力だけではなく、1発勝負のジャンケンで勝つような、運が必要だという事をお話しました。

もちろん努力をする事で、運を引き寄せる事ができます。

このようにジャンケンだけで、3つの違うお話をしました。物事の見方は、1つだけではないのです。

実はこの3つの話は、私が大切にしている、人生を上手く生き抜く為のヒントになっていました。

これからの人生で、コロナ以上に、こんなのムリ!って事が、まだまだたくさん起こります。

そんな時は、ジャンケンの話のように、いろんな方向から、見方を変えてみて下さい。

自分で見方が変えられない時は、だれかに相談してみて下さい。

必ず、なんとかなるようになっています。なぜなら、解決方法は「無限」にあるからです。

君たちのキラキラした未来に、ほんの少しでも私の話が、役に立つとうれしいなと思い、お祝いの言葉とさせていただきます。

本日は、本当にご卒業おめでとうございます!

これで私は、2回目の金竜小卒業です。1年間、ありがとうございました!

そして最後に、弦輝、卒業おめでとう!