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カリスマ棟梁


 本を読まなくてはと思いながら、毎日の生活に追われて
今までなかなか読む事ができませんでした。
 いや時間は自分で作るもの。今まで読めなかったのではなく、
読む時間がないと自分に言い訳をしていただけです。
 最近は自分の時間が自由に作れるので、毎日本を読んでいます。
基本的に建築に関する事が多いですね。
 カリスマ棟梁の中村外二さんと西岡常一さんの本を読みました。
二人とももう亡くなられましたが、伝統的な在来工法が失われて行くのを
嘆いてみえます。
 何百年ももつ木造と、現代の30年で建て替えられる木造。
この違いはなんなのか。
 二人はできる限り自然に近い環境で材料を使ってやる事が大切だと
言っています。驚いた事に、彼らは山の南斜面に生えていた木は建物の南に
使っています。そこまでは無理ですけど、例えば風通しを良くして
湿気がこもらないようにする事など。
 暑かったら空調を、風通しが悪ければ換気扇をなどと
すぐ設備や建材に頼ってはいけないという事です。
今自分たちがやっている工法で良いのだろうか、
もう一度自分たちで見直す必要があります。2007年問題に備えて。

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一級建築士事務所登録

 先週末、一級建築士事務所登録申請書が受理されたので、
早速、今日の午前中に受理書を取りに行ってきました。
これで正式に「一級建築士事務所SYNC」です。
 他の用事も済ませて、昼前に事務所に帰ると、
めずらしく事務所の電話が鳴りました。相手は知らない業者からです。
 「新規に事務所登録をされたという事ですが、
看板の方は手配されてますでしょうか?」
看板屋さんからでした。
県庁で事務所登録の名簿を見たという事でしたが、
あまりに情報が早いのでちょっと怖かったです。
 そして僕は「はい、おとつい作りました。」と言って電話を切りました。

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住む人が幸せになる家


 また前の事務所で担当させていただいたクライアントから
独立祝いをいただいてしまいました。Fさんありがとうございます!
 黒漆塗りのナラとガラスでできたルーペです。
オブジェとしてもかわいいですし、ペーパーウェイトとしても使えます。
もう少し歳をとってから、本来の使い方をさせてもらいますね。
 一緒に添えてあったメッセージが心に染みました。
「これからも住む人が幸せになる家を手がけて下さい。」
設計の仕事は技術職でありながら、サービス業にも似ています。
最終的にはクライアントに喜んでいただけなければ、全く意味がありません。
 僕に依頼していただけた、全ての人を幸せにしたいと思います。

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表札


 事務所の表札を作りました。
 11cm角のローズウッドの板に、アクリル絵の具で手描きですが、
なかなかいい感じです。
 SYNCのロゴはSとYを合体させたもの。
デザインをやっている友達に考えてもらいました。
 SYNCカラーである水色は深紅(シンク)の補色の
シアン(水色)です。 

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袖触れ合うも他生の縁

 設計という仕事は一つの案件がとてもロングスパンで、
設計から完成まで、1年~2年くらいかかります。
 前の事務所を退社する時に担当していた案件で、
設計中のものや、すでに現場に入ってしまっているものが
幾つかありましたが、どうしても途中で引き継ぐしかありませんでした。
 特に現場を途中で引き継いだものは、気になって仕方がないので、
今日は完成間近の現場を見に行ってきました。
 クライアントともお会いでき、短い時間でしたが色々とお話ができて
良かったです。現場も順調に進んでおり安心しました。
 僕は人との出会いは偶然ではなく、必然だと思っていますが、
 この現場を担当させてもらったのも必然だと思います。
 今日行った現場のクライアントからいただいた言葉です。
 「袖触れ合うも他生の縁(そでふれあうもたしょうのえん)」
 袖が触れ合うようなちょっとしたことも、
前世からの深い因縁によって起こるものであるということ。
 僕と同じ考えをもってみえて、とても嬉しく思いました。
これからもいいお付き合いをさせていただけたらと思います。

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